5年後、10年後を考え、今行動を起こす必然性を感じています
2025年の半分が経過し、後半に入りました。
思い返すと学生の頃は毎日が長く感じていました。
学校や遊び、習い事などのスケジュールで忙しく、充実した日々を送っていましたよね。
社会人になると、20代前半は長く感じていましたが、20代後半、30代突入、その後の年月の経過はとても早く感じるようになりました。年月はあっさりと過ぎ去っていき、それほど中身のない日々を送っていたのかな、と残念に感じる自分がいます。後悔先に立たず、まさにその言葉がピッタリですね。貴重な時間をガムシャラになることなく過ごしてしまいました。
プライベートの面では、生活の充実感を得る大切な人間関係を思うより築けておりません。仕事の人間関係では距離を置いて過ごしてきました。私にとって、仕事の人間関係は希薄が好ましく、関係希薄こそが長く勤める為の自分なりの自己防衛策だと感じています。
しかし、プライベートはもう少し充実させたいですね。友人などの交友関係はもっと幅がある生活ができている方に憧れます。欲を言えばパートナーという家族の希望も叶うと良いのですが、なかなか難しい状況です。
余談が長くなりましたが、今回、本題にした「5年後、10年後」を考えさせられているのは、仕事面です。
今の会社に入社してそろそろ10年となります。
会社で仲良くなった方、居なかった訳ではないのです。年月の経過と共に、皆、会社から去りました。
10年前は生活の為に、生きる為には働かないと‼︎との思いで忍耐力で日々を乗り切っておりました。独り暮らしを成立させ、自立する為に必死に今の職場を退職することなく頑張ってきました。
その後、3年目、5年目と、節目を迎える度に転職を考えつつも必死で忍耐力を鍛えてきました。あと数年したら高齢の方は退任していき、若い方も増え、会社の環境が変化していくだろう、と無駄に「居る為の言い訳」を見つけては、我慢しておりました。
あと数年、あと数年・・・、そう繰り返しながら高齢の方が退任していけば環境が良くなっていくであろう‼︎という妄想に縋りながら長い年月を過ごしてきました。
現在の振り返りとして、実際はどうだったかについて私なりの感想を記しておきたいと思います。
約5年目あたりにトップが変わり、体感としては悪い方向へ向かい始めました。
前のトップの5年間は、退職率がほぼ0%と思えるほど退職する人がいない会社だなぁ…という印象で過ごしました。そのお陰もあり、退職はしないものなんだ‼︎と自分に言い聞かせることができたように思います。
他には、女性同士がとても平和に過ごしている会社だなぁ…という印象でした。女性同士はグループの集まりで出来上がっている印象はなく、つるむ女性が目立たず、自立している女性が多い印象でした。適度な距離感を保って過ごしている状態であり、攻撃的な女性が目に入らず、ニュートラルな状態の平和そのものと心から思えるほどでした。
男性は連れ立ってランチに行く方が多く、入社当初は非常に違和感がありましたが、それはすぐ慣れました。世の中の流れとは無縁なのか、男尊女卑という言葉がまさにピッタリの会社内の男性が醸し出す雰囲気には精神的に疲弊させられることも多かったですが、そちらも忍耐と「無」の精神で乗り切れました。
数年経過したら変わるだろう!!
そう、勝手に良い方向へ変わるだろう!!を期待していたのでした。決めつけていたと言えるかもしれません。
今のトップとなり、中堅や若い人たちの退職が目立つようになりました。
大きな会社ではない為、人の増減は社内の人間であれば気が付くレベルの会社です。中堅や若い人の退職はとても目立ちます。そして毎回知る度に、とても残念で寂しい気持ちにさせられます。
反面、ご高齢の方が残るようになりました。
ちょっとした本音を話せる方とランチに行った際「本来は退任する年齢ですよね???残っているみたいですね…。」と話す機会があったほど、ご高齢の方は残るようになりました。そしてご高齢の方の増員も目立つようになりました。
その流れは波がありつつも継続的となり、今でも続いております。
あと数年我慢したら変わる!!
そう思って過ごしてきましたが、変わる流れはまだまだ先のようです。
ある程度の年齢層が退任していったら、会社自体の体制が変わるかもしれない、変わるであろう!!
そう考え、「あと数年の我慢」を繰り返してきましたが、結果的に自分の環境は悪くなる一方でした。
我慢だ、忍耐だ、と自分自身の怠惰を正当化しているうちに、年齢を重ねてしまいました。
「今が1番若い!!」事を思えば、今、変化への行動を起こす必要性を感じています。
過去には戻れない、人生はやり直せない、時間の経過は止められない、と胸に刻み、しっかり前に進まないと‼︎と、今更ながら感じております。
5年後、今の会社にいても自分の立場は何も変わらない。
仕事はたくさん与えられるばかりで、経済的な優遇は何もない。
仕事の面では今より苦しい立場となるほど大きな負担が与えられている事でしょう。
今の仕事を続けるか、辞めて死ぬか、その2択なら…もう死にたい、死にましょう。
最近、心からそう思ったのでした。
もう会社に行きたくない、本気で行きたくない、行ける気がしない。
毎夜、そんなことを考えるようになりました。
前向きに仕事に取り組めるよう、新しい転職先を探す決意をしつつ…本格的な行動に移せておりませんが、焦らずに気長に頑張って見つけていきたいと思います。新しい生き方、見つけたいです。
生き方を見つけないと生きていけないので…これからも生きていく為に、生き甲斐を探します。
人生の中で、仕事に従事する時間はとてつもなく長い。
だからこそ納得がある何かを見つけたいと考えております。
活力のある会社と出会えることを妄想してます。
人間関係でネガティブ要素の少ない健全な会社と出会えますように…