「嫌われる勇気」完読

ベストセラーの1冊
「嫌われる勇気」 岸見一郎 氏 / 古賀史健 氏

読み終えて…
自由に生きるという事について、哲学的・心理学的な観点から教えて頂きました。

自由に感じる状態について、じっくりと導き、方向性を教えて頂いた気がします。
同時に、幸せに感じる状態について、教えて頂きました。

色々なシチュエーションについての具体例から、人が行う行動についての目的を教えて頂きました。

大声で怒鳴る
→ (目的) 人を屈服させ、自分の主張を通す
自慢する人は劣等感を感じている
→ (目的) 努力や成長といった健全な手段によって
劣等感を補償する勇気がないので、安直な手段で補償しようとし、
あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸る
…その他 多数…

たくさんの具体例による行動と目的となる考え方を学ぶ事が出来ました。
今回読んだ本の内容が完璧で、何もかもが絶対的という訳では無いと思いますが…、
1つの考え方の可能性として、とても勉強になりました。
本の中にある様々な目的論という考え方により、
今までの自分の行動や考え方の深層心理の1つかもしれない考察を、
たくさん勉強する事が出来ました。
そして、これからの自分の考え方を少しずつ前向きにする為の方向性を学ぶ事が出来ました。

自由に生きる事、本当の自由を感じる状態、思考方法について、少し理解出来そうな気がしました。
何度も読み込まないと、本が示す本当の意味を理解する事は難しいと感じましたが、
人生についての1つの参考書として、大変興味深く読む事が出来ました。
とても読みやすく、「青年」と一緒に学びながら、成長を感じる事が出来ました。

これからの人生において、有意義に活用していけたらと感じております。
世界はシンプルである。と言い切る「哲人」のように生きられたら
素晴らしい自由な世界を生きられるのでしょう…。

furaiboo

シェアする